ボイドはいつ転生したのか?

漫画『ベルセルク』における
最古参のゴッドハンド
「ボイド」の転生時期と、
作品内で未だ明かされていない
「ゴッドハンドのシステム」
(入れ替えやリセットの謎)
について、
作中の描写や周期の矛盾点から
深く切り込んでいるゆっくり考察動画です。

1. ボイドの転生時期における「年数の矛盾」

定説と問題点

ゴッドハンドは
「216年に一度」
しか誕生しないという設定から、
逆算すると
ボイドはグリフィスの転生
(現世の基準)から
864年前に誕生したと計算されます。

しかし、
ボイドの宿敵である
「髑髏の騎士」
(覇王ガイゼリック)は
作中で
「千年の間、人外の者と戦ってきた」
と言及されており、
ここには約130〜140年の開き
(矛盾)が生じてしまいます。

「蝕」の周期からの再計算

第362話「幻死」の
ガッツのビジョンにおいて、
先代のゴッドハンド4人と共に
ボイドが降臨しているシーンが描かれました。

動画では、
千年前(ガイゼリックの時代)の蝕の時点で
すでにボイドが最古参として
君臨していたと仮定し、
さらに216年遡った
「1080年前」に
ボイドがゴッドハンドへ転生したのではないかという
独自のタイムラインを提示しています。

これなら、
髑髏の騎士の
「千年の旅」という表現とも
年数が自然に符合します。

2. ゴッドハンドの「入れ替え・リセット制」の仮説

第362話の描写により、
千年前の蝕の現場には
ボイド以外の
「現在とは全く異なる過去のゴッドハンド4人」
がいたことが確定しました。

では、なぜ現在のメンバー
(スラン、ユービック、コンラッド、フェムト)
へと入れ替わったのか、
動画では以下の推測を立てています。

髑髏の騎士が倒した説

髑髏の騎士が
過去の4人を討伐した可能性。

しかし、
それほどの実力がありながら
現在の5人が揃うまで
1人も倒せていないのは
やや不自然であるとも指摘されています。

「5人揃った後の受肉リセット」説

ゴッドハンドが5人揃うというのは
世界が重なり始める
極めて異例かつ特別な状態です。

動画では、
「5人揃った状態で『蝕』を迎え、
そのうちの1人が
現世へ受肉(完全復活)を果たすと、
その世代のゴッドハンドは役割を終えて
一度システムがリセット
(リフレッシュ)されるのではないか」
という
壮大な仮説を提唱しています。

3. ボイドだけが残っている理由と「固定メンバー」説

上記の「リセット制」だと
他の4人が消えた理由は説明できますが、
なぜボイドだけが
今も残っているのかという疑問が残ります。

ボイド=最初のゴッドハンド

過去の三浦建太郎先生のインタビューにて、
ボイドのことを
「最初のゴッドハンド」
と表現していた事実が挙げられています。

これは現在の5人の中の
最初という意味だけでなく、
「ゴッドハンドというシステム
(存在)そのものの初代(1人目)」
という意味とも受け取れます。

因果律の構築者

ボイドはリセットの影響を受けない
「唯一の固定メンバー・天使長」であり、
世界がリセットされた後に
必ず最初に顕現し、
そこから再び216年周期で
新たな4人のゴッドハンドを集め、
次の受肉へ向けて
(グリフィスの光の鷹の計画など)
深淵の神の意志通りに
筋書きを組み立てる
システムの管理者のような役割を
担っているのではないかと考察されています。

動画のまとめとして、
ボイドの転生時期を
1080年前
(あるいは千年前の蝕のさらに前)
と想定することで、
髑髏の騎士が
「狂戦士の甲冑」を着て戦い、
命を落として
亡者となった時期との因縁や
年数の辻褄が最も自然に解釈できる、
と締めくくられています。

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