- 2022/11/03
竹馬の友、森恒二先生と三浦建太郎先生の深い絆
漫画界の
伝説的な親友であり
ライバルでもある、
森恒二先生と
三浦建太郎先生の、
言葉では言い表せないほど
深く濃密な関係性をまとめた解説動画です。
お二人のエピソードは、
まさに『ベルセルク』の
ガッツとグリフィスの関係
そのものとも言われており、
主な内容は以下の通りです。
1. 高校での出会いと同居生活
二人は高校の美術学科で出会いました。
もともと絵に自信があった森先生でしたが、
三浦先生のずば抜けた画力の高さを
目の当たりにし、
「この男には勝てない」
と衝撃を受けます。
その後、
素行が悪く
父親と勘当されてしまった森先生は、
三浦先生の家で
一緒に暮らしていた時期もありました。
2. 互いへの嫉妬と才能の磨き合い
当時の森先生は喧嘩が強く、
男女問わずモテる
独特のカリスマ性を持っていました。
そんな森先生に嫉妬した
三浦先生は、
自分の唯一の武器である
「漫画」を徹底的に磨き続ける原動力にします。
一方で、
三浦先生の圧倒的な才能に嫉妬していた
森先生でしたが、
三浦先生に
「白泉社(ヤングアニマル)なら上手くいく」
と的確なアドバイスを送り、
これが『ベルセルク』の連載決定へと繋がりました。
3. 挫折と漫画の道への復活
三浦先生が漫画家として
大成功を収める中、
挫折を味わっていた森先生は
素直に親友の成功を喜ぶことができず、
5年間もの間、
漫画の道から遠ざかってしまいます。
しかし、
森先生が死線を彷徨う
大事故に遭った際、
薄れゆく意識の中で思い出したのは
「三浦は今頃、
漫画を描いているだろうか。
自分もやっぱり漫画を描けばよかった」
という
後悔と親友の姿でした。
九死に一生を得て
漫画の道へと戻ってきた森先生に対し、
三浦先生は
「(喧嘩に明け暮れていた)
自分自身(の過去)を漫画に書きなよ」
とアドバイス。
これがきっかけとなり、
森先生の代表作である格闘漫画
『ホーリーランド』の連載が決定しました。
4. ガッツとグリフィス、そして奇跡の意志リレー
三浦先生は生前、
「森と自分は、
二人でガッツであり、
二人でグリフィスでもある」
と語るほど、
お互いが鏡のような存在であることを認めていました。
2021年に
三浦先生が急逝された際、
結末までのすべてのストーリー展開を
直接任されていた森先生は、
親友の遺志を継ぐことを決意。
現在は森先生が監修を務める形で、
スタジオ我画(弟子たち)と共に
『ベルセルク』の物語を
最後まで紡ぎ続けるという
奇跡のリレーを行っています。
お互いへの激しい嫉妬、
リスペクト、
そして魂の救済を繰り返してきた
お二人の絆があったからこそ、
『ベルセルク』や
『ホーリーランド』といった、
人間の内面を激しく揺さぶる名作が
この世に生まれたことが伝わる
熱い1分間のショート動画です。